マンジャロ(チルゼパチド)を、添付文書と公的資料で調べる
週1回の注射薬マンジャロについて、添付文書・厚生労働省の通知・学会の見解・臨床試験の論文に書かれていることだけを、テーマ別のページにまとめています。どの医療機関にかかるべきか、どの薬を選ぶべきかは書いていません。
まず3つだけ
知りたいことから選ぶ
| 知りたいこと | ページ | わかること |
|---|---|---|
| どういう薬? | 基本 | 働く仕組み、量の決まり、使えない人 |
| ゼップバウンドと何が違う? | ゼップバウンド | 同じ成分で承認が違う理由、保険の条件 |
| ウゴービやリベルサスとは? | ほかの薬と比べる | 成分・受容体・飲み方や打ち方の違い |
| どうやって打つ? | 打ち方 | 注射する場所、冷蔵と室温、打ち忘れの72時間 |
| 妊娠・ピル・手術は? | 使っている間の注意 | 避妊の期間、麻酔の前に伝えること |
| 副作用は? | 副作用と受診の目安 | 多い症状の頻度、すぐ受診するサイン |
| 体重はどう変わった? | 試験の数字 | 対象者・期間・偽薬の数字つきの結果 |
| やめるとどうなる? | 中止したあと | 中止群の体重の戻り方 |
| 保険は使える? | 保険の条件 | BMIと健康障害の数で、条件に入るかの目安 |
| いくらかかる? | 薬価と契約 | 2026年8月の薬価、定期購入の契約の注意 |
| オンライン診療は? | 確かめること | 国の指針にある、申し込む前の確認点 |
| 海外通販やSNSで買える? | 個人輸入の問題 | 個人間の売買は違法、救済の対象外 |
マンジャロとゼップバウンドを並べると
| マンジャロ | ゼップバウンド | |
|---|---|---|
| 中身 | どちらもチルゼパチド。週1回、皮下に注射する | |
| 承認された病気 | 2型糖尿病 | 健康障害を伴う肥満症(条件つき)など |
| 保険で使える場面 | 2型糖尿病の治療 | BMI・合併症・6か月以上の食事と運動の治療・決められた医療機関などの条件を満たすとき |
| 美容・痩身の目的 | どちらも承認外。厚生労働省と学会が注意を呼びかけている | |
日本人の肥満症の人が参加した治験(SURMOUNT-J)では、72週後の体重の変化が10mgで−18.4%、15mgで−22.6%、偽薬で−1.8%でした。食事と運動の指導を受けながらの結果で、副作用で途中でやめた人もいます。数字の読み方は試験の数字にあります。
この1年で変わったこと
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2026年6月16日 | 厚生労働省が、GLP-1受容体作動薬とGIP/GLP-1受容体作動薬の美容・痩身目的の使用について、医療機関などに通知。一般向けのページでは、SNSでの個人間の売り買いが違法であることも示した |
| 2026年6月23日 | 国民生活センターが、痩身目的などのオンライン診療で、定期購入の契約をめぐる相談が目立つと公表 |
| 2026年8月1日 | マンジャロの薬価が改定。2.5mgは1キット1,924円から1,443円に |
| 2026年9月 | 添付文書の改訂(第11版)。視神経の病気(NAION)の報告についての記載が加わった |
このサイトの書き方
マンジャロ.tokyoは、どこの医療機関・製薬会社・販売事業者にも属していない編集部が作っています。紹介料や広告料を受け取ってページを書くことはありません。数字は、添付文書・国の通知・学会の見解・論文の原文を開いて確かめたものだけを使い、ページの最後に資料の名前と確かめた日を載せています。くわしくは編集部と方針をご覧ください。
- マンジャロ皮下注 電子添文(2026年9月改訂 第11版)|PMDA(2026-09-29確認)
- 最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(ゼップバウンド)~肥満症~(令和8年5月改訂)|PMDA(2026年5月)
- GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用について(通知)|PMDA(2026年6月16日)
- マンジャロ・リベルサスなどの2型糖尿病治療薬の美容・痩身目的での使用による健康被害にご注意ください|厚生労働省(2026年6月)
- ニキビ、AGA治療や痩身目的等のオンライン診療のトラブルにご注意|国民生活センター(2026年6月23日)
- 市場拡大再算定及び持続可能性特例価格調整の対象品目について(中医協 総-4-3)|厚生労働省(2026年5月13日)
- Kadowaki T, et al. SURMOUNT-J. Lancet Diabetes Endocrinol. 2025;13(5):384-396(2025年)